【月別行事食】11月の行事食まとめ★七五三・ボジョレー解禁など

おはようございます♪

今回は「11月」の行事食まとめです。11月にはどんなイベントがあって、それぞれ何を食べるのかをリストアップしました♪おうちでパーティーをするときや、給食・施設の献立作りのお役に立てればと思います。

11月ってどんな時期?

冬の入り口11月。日中はまだ過ごしやすいとはいえ朝晩は寒く、急に寒くなった日は鍋やシチューなどホットメニューが食べたくなる季節です。こたつを準備したり冬の準備を始めます。紅葉やイチョウが色づき、紅葉狩りやハイキングなど行楽にお出かけする人の増える月です。

11月のイベントは、特に大きなイベントはなく、一年で最大の出費になるであろう12月を来月に控え、落ち着いた月となります。七五三のお祝いやボジョレーヌーボーの解禁がありますが、七五三は日にちがばらつきやすく、ボジョレーも一時期の盛り上がりがなくなったので大きく打ち出しにくいかもしれません。一方最近よく見られるのは最終週の金曜日はブラックフライデー。12月の年末商戦に向けたフライングセールが各社開催されます。

11月の主な行事食

11月の行事食

11月は大々的なイベントが少なく行事食もほとんどありません。ニッチなイベントはちょくちょくあるので、限られた対象者や一部の方向けに仕掛けられそうなイベントという感じ。12月に向けた中休みでぼちぼちやっていきましょう♪

ではひとつずつ紹介していきます♪

七五三(11月15日前後)

七五三は、子供の成長を祝い祈願する日本の行事です。3歳、5歳、7歳の節目に行われ、それぞれ異なる名前と意味があり、男の子と女の子で祝う年齢が少し違います。3歳の儀式は男女ともに行われ、もともとは「髪置きの儀」と呼ばれ、頭髪を剃り、白髪模様を頭に置くことで、子供の健康と長寿を願いました。5歳は男の子のみで「袴着の儀」で初めて袴を身に着け、少年の仲間入りを象徴し、天下を取ることを願いました。7歳は女の子のみ「帯解の儀」で帯を締め、成人への第一歩を示します。今は数え年ではなく満年齢でお祝いすることが多いみたいです。

七五三のお祝いは通常11月15日に行われますが、この日に限らず参拝ができます。気候や親や学校の都合、神社の混雑を考えて他の日に参拝することが多いので、バラバラと分散して行われます。また、大切な行事の際には吉日を選ぶ人が多く、大安、友引、先勝などの縁起の良い六曜かどうかをカレンダーなどで確認して日程を決めます。

子どもがここまで大きく成長したことを祝うため、七五三には親、さらに祖父母や親戚も呼んで盛大にお祝いしたいですね♪参拝後は外食もいいですが、おうちでゆっくりお祝いパーティーも♪

赤飯


お祝いの際によく食べられる赤飯は、邪気払いの力があるとされており、魔よけの意味が込められています。赤飯は現代ではもち米や小豆を使いますが、かつては赤米を蒸して作られていました。赤い色は邪気を払う力があると信じられ、神様へのお供物としても使われていました。七五三のお祝いの席にもお赤飯があるとお祝いムードが増します。


お祝いと言えば「めで鯛」の鯛です♪頭としっぽがついた魚は「尾頭付き(おかしらつき)」と呼ばれ、「最初から最後まで物事や命を全うする」という意味から、長寿祈願や健やかな成長の象徴とされています。尾頭付きの鯛の塩焼きがあれば食卓も豪華に!

寿司


お祝い事に欠かせないお寿司。日本ではお祝い事にはお寿司を食べる習慣があり、「寿司」は江戸時代に考えられた当て字で、縁起を担いで「寿(ことぶき)」というおめでたい字が使われたそう。

握り寿司、ちらし寿司、手まり寿司など色んな種類のお寿司が七五三には食べられます。子どもがメインのお祝いなので、手巻き寿司も♪3歳だとまだ生魚が食べられない子もいるかもしれないので、卵や魚肉ソーセージ、納豆など子どもの好きな具材を好きなように選んで自分で巻いてみんなでワイワイ食べるのもいいですね♪

千歳飴


千歳飴は御祈祷の記念品としてもらえる子ども大喜びの細長い飴♪千歳飴の千歳(ちとせ)は「千年」を表していて長い年月という意味です。千歳飴のように細く長~く粘り強く成長して欲しい!という願いが込められ、七五三のお祝いの縁起物となりました。最近は定番であるピンクと白の2本セット以外にも可愛い絵柄のあるものもあるそう。細長い飴なので、子どもは少し食べづらかったり全部食べ切れなかったりすることもあるので、余った飴を使ったリメイクレシピなどもネットで紹介されています。食卓では、細長い細巻き寿司を出すのも良さそう。

ボジョレーヌーボー解禁日(11月第三木曜日)

「ボジョレーヌーヴォー」とは、フランスのボジョレー地区で毎年11月の第3木曜日に解禁される新酒のワインです。ボジョレー地区(Beaujolais)と、フランス語で「新しい」を意味する「nouveau」から来ています。もともとは収穫祭の一環として始まり、新鮮なブドウから作られるフレッシュなワインとして人気を集めましたが、品質の低いものも市場に出回り、問題が発生。そこで1960年代に、フランス政府はボジョレー ヌーヴォーの解禁日を設定し、この日まで販売が許可されない仕組みを導入しました。これにより品質が向上し、良質なワインが市場に供給されるように。

お祭り好きの日本でも盛り上がった時期がありました。十数年前には各スーパーが解禁日に一斉に大量に販売し、年々安さを競ってテレビでも取り上げられ盛り上がっていた時期もありましたが、最近ではボジョレー戦線は少し落ち着きましたね。飲み屋さんやバーなどでは解禁日にイベントを実施するところもあります。

ワインに合うおつまみ


ボジョレーヌーボーを購入しておうちで飲むなら、もちろん一緒に食べるおつまみも必須です♪チーズ、生ハムなどの王道はもちろん、ボジョレーヌーボーは軽いワインなので、それに合わせてあっさりした料理が合うと言われています。魚介系や、鶏肉、野菜料理がよく食べられます。

また、秋ということで、旬の秋の食材を使ったおつまみもいいですね♪ボジョレーヌーボーはフルーティーなので、秋の果物と合わせるのがおすすめ!例えば柿×生ハム、りんご×カマンベールチーズなど果物のおつまみ最高です。

新○○

ボジョレーヌーボー解禁にのっかって、新しく採れたもので作られた食べ物や飲み物も展開されています。例えば、新米で作った○○や、新小豆で作ったあんこ、梅酒、オリーブオイルなどがあるみたいです。毎年できあがるのを楽しみにするのも楽しみですね♪

和食の日(11月24日)

秋を意識したお月見献立

和食の日は、日本の伝統的な食文化を称え、その保護と継承を考える日です。日本は自然に恵まれ、新鮮な食材や発酵食品、バランスの取れた食事構成を備えた「和食」文化があります。和食は自然美や年中行事との結びつきを表現し、世界的に誇るべき食文化です。秋は「実り」の季節で、感謝と五穀豊穣を祈る行事が行われることもあり、秋である11月の1(い)1(い)24(にほんしょく)という語呂合わせから11月24日を「和食の日」と制定しました。

和食


和食の日は、普段あまり作らないような和食を作ってみるのはいかがでしょうか。和食と言えば和風のメニューと、一汁三菜の献立。普段はだしを一からとることはせず、顆粒だしや液体だしを使う方も、和食の日は丁寧にだしを取ってみたり、汁物と小鉢をつけて和食定食にしてみては。

ブラックフライデー(11月最終金曜日)

「ブラックフライデー」は、アメリカで感謝祭の翌日からの休日シーズンの幕開けの日として、11月の第4金曜日から開催されるセールの日のこと。多くのお店が割引や特別セールをして、消費者はクリスマスシーズンの贈り物や準備をお得に、と早朝から列を作ったり、オンラインでもたくさんの人が商品を購入します!日本でもセールが行われるようになり、大きいスーパーやおもちゃ屋さん、Amazonや楽天などのネットも盛り上がります。

特にブラックフライデーだからと言って食べる食べ物はありませんが、食品を扱うスーパーでは「黒」にちなんで、黒い食べ物をチラシに掲載したり、96円196円といった語呂合わせの価格を付けたりしています。

黒い食べ物


ブラックフライデーの行事食は特にありませんが、ブラックと名前が付くので「黒い食べ物」が食品系のブラックフライデーのセールで売り出されることがあります。黒い食べ物と言えば、黒豆、イカスミ、黒ごま、ブラックオリーブ、黒蜜、黒米など。他には色は黒くないですが、「黒」と名前が付く黒毛和牛や黒豚なども。

11月は冬や年末に向けた準備を!

以上、冬に向けた準備期間の?11月の行事食でした。これといって大きなイベントはないので、12月の大きなイベントに備えて、節約志向もあるかもしれません。そんなにお金はかけずに、でも楽しめるメニューが喜ばれそうです。

最後まで見ていただきありがとうございました♪

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