【月別行事食】6月の行事食まとめ★父の日、夏越など

おはようございます♪

今回は「6月」の行事食まとめです。6月にはどんな催事、季節のイベントがあって、それぞれ何を食べるのかをリストアップしました。メニュー立案や献立作りのお役に立てればと思います♪

6月ってどんな時期?

6月と言えば、梅雨入りの時期、爽やかな気候からじめじめした気候へ突入します。食中毒には特に気を付けないといけないですね!レモンやトマト、お酢で味付けしたものなどさっぱりした物が食べたくなる季節です。

6月に入るとスーパーでは梅や梅を漬ける用の瓶が並び、梅仕事の時期となります。

また、6月は祝日がない上に大きなイベントもこれというものがないので、行事食や企画をやるにはちょっと地味な?月です^^;

6月の主な行事食

6月の行事食一覧

6月にはどんな季節イベントがあって、どんな行事食、イベントごはんを食べるのか、ひとつずつ紹介していきます♪

入梅

入梅(にゅうばい)は、中国由来の二十四節気とは別で日本独自で作った季節の変化をつかむための暦で、梅雨に入る季節のことをさします。暦の上での入梅は、6月11日ごろ(入梅は、毎年6月11日〜6月22日頃、夏至に入るまでの時期)にあたりますが、実際の梅雨入りは、日本内でも1か月程度の幅があるので、暦上の入梅と、気象上の梅雨入りは別で使い分けられています。なので、入梅と梅雨入りはずれることが多いです。ちなみに関東地方の梅雨入りは平年6月7日です。

いわし


入梅の時期はいわしの脂が最も乗っている時期で、この時期に水揚げされるマイワシは入梅いわしとも呼ばれています。

金平糖で作る梅サワーの作り方
スーパーに梅が出回るのもこの時期です。梅仕事をする時期でもありますが、じめじめしてくる時期にさっぱりと梅を使ったメニューを楽しむのもいいですよね♪梅といわしの組み合わせも良さそう。

金平糖で梅サワーを漬けました↓↓

あじさい


梅雨に入ると雨が多くて外に出るのが億劫ですが、この時期ならではの楽しみとして紫陽花が各地で開花して、道端を彩ります♪そんな紫陽花をモチーフにした和菓子やゼリーを楽しむのも季節感を味わえます。

父の日(6月第三日曜日)

6月の第3日曜日の「父の日」は、

父の日は、アメリカ発祥のイベントで、そもそもアメリカでは母の日があったのに父の日がなかったので、父親へ感謝する日も作ることに。すぐには広まらず、認知されるようになったのは1966年に6月の第3日曜日を「父の日」と定め、1972年に6月第3日曜日にある国の記念日として父の日を制定しました。

父の日はお父さんに改めて感謝を伝える日ですが、母の日よりも、父の日は軽視されがちです^^;母の日はカーネーションを贈るのが一般的ですが、父の日は黄色いバラが一番よくみられます。

お酒やおつまみ


お父さんと言えばお酒!いつも飲んでいるものよりちょっといいビールや、ダイエットしているお父さんには焼酎などプレゼントして、枝豆や焼き鳥などおつまみも用意するとなお喜ばれそう!おうち居酒屋を開店すると本格的♪

うなぎなど贅沢メニュー


父の日だけはちょっと贅沢に…と、ちょっとお高い食材のメニューを。うなぎやお寿司、ステーキなどお父さんの好きなもので♪

ビールやネクタイモチーフ


ビールに見立てたゼリーや、ネクタイの形のものなど、お父さんのイメージに合わせたモチーフでメニューを!メガネをしているお父さんにはメガネの形のなにかもよさそう。

似顔絵


普通の似顔絵も喜ばれますが、似顔絵ごはんが出てきたらお父さんもびっくり!具材を使ってお父さんの顔にそっくりな世界でひとつのごはんを子どもと一緒に作ってみるのも♪

ヘルシーな鶏むね肉の生地で作った父の日顔ピザはこちら↓

夏至(6月21日前後)

夏至は、一年で最も太陽が昇っている時間が長い日(=昼の時間が長い)で、この日を境に、だんだんと日が短くなっていきます。中国由来の冬い暦である二十四節気のひとつで、毎年日にちが変わります。一年を24等分した二十四節気では、逆に最も日が短いのが12月の冬至です。夏至、冬至のさらに間の日(=昼と夜の長さが同じ日)を春分、秋分としています。

夏至の日の一日だけでなく、期間でいうと次の二十四節気の「小暑」の前日までが夏至です。

冬瓜


夏至に食べられるものとして、冬瓜があります。冬瓜は冬と名前に入っているので紛らわしいですが、夏の野菜!冬瓜はカリウムや水分を多く含み、ここから夏に突入していく夏至の時期の夏バテ防止にぴったりです。

たこ、うどん、焼き鯖


夏至の期間中にあたる雑節の「半夏生」に食べられるものとして、関西ではたこ、香川ではうどん、福井では焼き鯖が食べられます。半夏生は7月にあたるので、また7月の行事食で詳しく触れたいと思います♪

夏越(6月30日)

1年の半分にあたる6月末日に、半年の間に身に溜まった穢れを落とし、残り半年の息災を祈願する「夏越の祓(なごしのはらえ)」と呼ばれる神事が各地の神社で行われます。神社の中に茅(ちがや)という草で作られた輪が置かれていて、「茅の輪(ちのわ)くぐり」が行われます。茅の輪くぐりを行うことで、罪や汚れを取り除くことができるとされています。6月末の夏越の祓に対し、12月末に行われるのは「年越の祓(年越大祓)」と呼ばれています。つまり、夏越は大みそかの半分というイメージで、1年の前半の罪や汚れをきれいにし、残りの後半も元気に過ごせるように願う行事です。

水無月


夏越の祓の時期に食べられる和菓子として「水無月」があります。特に京都で6月の和菓子として食べられる「水無月」は、白のういろう生地の上に小豆を乗せた、三角形をした和菓子です。上の小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷片を表しています。

昔の宮中では旧暦の6月1日に「氷の節句」と呼ばれる年中行事があり、氷室(氷や雪を保存しておく保管庫)に保存しておいた冬の氷を取り寄せ口に含むことで暑さを払っていました。昔の冷蔵庫がなかった時代の氷というのはとても貴重だったそうで、庶民には氷を食べることはできなかったので、氷に似たお菓子を作り、氷の代わりに餅で代用して食べることで暑気払いをしたという説があり三角なのらしいです。

甘納豆を使ってレンジでつくる簡単水無月の作り方はこちら↓

夏越ごはん


6月30日は「夏越ごはんの日」と公益社団法人米国安定供給確保支援機構が提唱し、制定されました。2015年提唱とのことなので、新しくできた行事食ということになります!夏越ごはんは、雑穀ごはんの上に「茅の輪」をイメージした夏野菜を使った丸いかき揚げをのせた丼ぶりごはんです。①ごはん(雑穀入り)②茅の輪にちなんだ丸い食材 を満たせば良いそう。夏野菜を使うことで、これから来る夏を乗り切り、さらには今年後半を頑張れるように精をつけよう!と願って食べられます。

6月は行事食は少な目!イベントごはんで梅雨を乗り切ろう♪

雨の降る日が多いので、外出しにくい6月ですが、じめじめした日を明るく乗り切るべく、行事食を食べて季節を感じながら楽しく乗り切りましょう♪

最後まで見ていただきありがとうございました♪

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