【月別行事食】8月の行事食まとめ★お盆・夏祭りなど

おはようございます♪

今回は「8月」の行事食まとめです。8月にはどんなイベントがあって、それぞれ何を食べるのかをリストアップしました♪献立作りのお役に立てればと思います。

8月ってどんな時期?


夏真っ盛りの8月。子どもたちや学生さんは夏休みを満喫しているかと思います。暑すぎて外で遊ぶと熱中症になってしまうので、クーラーのきいた部屋の中にいることが多い季節でもあります。冷たい食べ物(アイスやかき氷など)や涼味系の麺類(そうめんや冷や麦など)、夏野菜(ピーマン、なす、トマトなど)が食べられます。

8月の季節イベントはあまりありませんが、最大の行事はお盆の期間の連休です。実家に帰省したり、親戚と集まったり、お墓参りに行ったり。家族のつながりを大切にする期間です。また、夏祭りや花火大会が各地で開催されます。浴衣を着て、夜に出歩き屋台のメニューを食べる!日本の夏の醍醐味です♪

海に行ったりプールに行ってばっちり日焼けして、遊びつくした8月の最後は宿題に追われたり(地域によっては夏休みが短いエリアもあり)、残り少ない夏休みを名残惜しみます。近づく秋に切なくなります。

8月の主な行事食

8月の行事食

↑山の日は無理やり入れてます^^; 8月はこれを食べる!という行事がなく、企画を立てるのもネタが少ないです。ただ、夏休みもお盆期間もあるので重要な月であることは間違いないです。

山の日(8月11日)

山の日は、日本の祝日で最も新しい(※名称変更や、日にち変更を除く)祝日です!2016年から設定されています。山に親しむ機会を持ち、山の恩恵に感謝することを目的としています。

日本の国土の約6〜7割が山地であり、海に囲まれた環境に住む日本人は、山や海に対して敬意を抱きながら生活し自然と共に生きてきました。1995年に「海の日」が祝日となり、それを受けて「山の日」に関しても検討がされるように。そこから色々な経緯を経て、2014年に「山の日」が制定され、2016年から実施されるようになりました。当初は祝日のない6月にする案などもありましたが、お盆付近で連休が取りやすいので一時は8月12日が有力に。が、日航機墜落事故が起きた日と重なることから見直され、8月11日に落ち着いたそうです。日にちの設定には紆余曲折あったっぽいです。

そんな山の日ですが、特にこれ!という行事食はないのですが、「山」に親しむ機会を持つことを目的とされているとのことで、「山」に関連した食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

山菜を使ったメニュー


山菜と言えば春~夏にかけてよく採れるので、旬真っ盛り!ではないですが、山菜ごはんの素を使ったりして、山菜メニューを食べて、山の恩恵に感謝します♪

山盛りメニュー


「山」つながりで、たくさん乗せて盛りつけた山盛大盛り、爆盛りメニューはいかがでしょうか。ちょうどお盆の連休と合わさって帰省や集まりがあれば、大皿に盛り盛りのメニューを出しておもてなしを。例えば唐揚げマウンテンだったり、いなり寿司をたくさん作って積み上げたり、みたらし団子を山盛りに盛りつけたり♪メニューはなんでもいけそうです。

山ごはん


山ごはんは、登山の際に楽しむ食事です。山で調理をするので、軽くてコンパクトなクッカーや燃料、食材などを持ち運びます。制限された調理器具・食材で作ったメニューを山の頂上で景色を楽しみながら食べるのが最高♪山ごはんやキャンプ飯もそうですが、家でも作れるよう準備&練習しておくと、災害などでライフラインが途切れた時に役に立ちます。

お盆(8月13日~16日)

お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、ご先祖様の霊をお迎えして供養する期間のことです。親族一同が集まり先祖のお墓参りをしたり、久しぶりの再会を楽しんだりする期間です。

新盆は7月中旬、旧盆は8月中旬に迎えます。地域差があり、それは明治政府による改暦でお盆の日付も新暦に合わせて変更されたため、日本の多くの地域では8月中旬がお盆とされています。8月13日から16日までの4日間が一般的なお盆の期間として広まっており、一般企業のお盆休みもこの時期に取られることが多いです。

送り火や迎え火を焚いたり(提灯に点灯する)、お供えをしたり、先祖の霊に早くやって来て、ゆっくりと帰ってね、という願いを込めて精霊馬(しょうりょううま)と精霊牛(しょうりょううし)というナスとキュウリに割り箸をつけて動物に見立てたものを飾ったりします。

精進料理


お盆の期間中、従来は家族で精進料理を食べることが一般的でした。植物性の食材を使用し、動物性の食材を避けた料理で、野菜、海藻、豆腐、きのこなどの植物性の食材を利用します。お盆の精進料理は「二汁五菜」と呼ばれ、本膳には一の汁、膾(なます)、坪、香の物、飯が、二の膳には平、千代口、二の汁が供されます。さらに別皿には焼き物や揚げ物が添えられます。ただし現代では、せっかく久々に家族が集まるということもあり、植物性だけ!というわけでは全くなく、肉や魚も含めた好きな料理が準備されていることが多いです。

天ぷら


お盆には肉、魚ではなく野菜が主として食べられることから、天ぷらにして食べることも多いです。もちろん現代では海老天やとり天も一緒に出されることも多いです。特に信州や東北では、お盆に天ぷらをお供えする風習があります。中でも長野県では、お盆にまんじゅうを揚げた「天ぷらまんじゅう」が食べられます!中にはこしあんが入っており、お塩や天つゆで食べられるそう。


夏祭り、盆踊り、花火大会

夏祭りってこんな行事

お盆には盆踊りが開催されます。盆踊りは本来、お盆に帰ってきたご先祖様の霊を迎え送るための念仏踊りとして始まったそうです。また、花火大会も7月~8月を中心に開催され、夏の風物詩となっています。花火の歴史は古く、1733年に徳川吉宗の時代に本格的な花火大会が始まりました。花火は元々慰霊や疫病退散の目的で使用され、お盆の送り火や迎え火とも関連しているそうです。ということで、盆踊りも花火大会もお盆あたりにどこかしらで開催されるイベントですが、その中でも楽しみなのが縁日や屋台!お小遣いをにぎりしめて好きなものを買う、こどもにとっては夏休みの思い出になります♪

そんな夏祭りですが、コロナが流行した2020年~約3年間、特に2020年は相次いで中止されました。そんな中SNS界隈でにぎわっていたのが「おうち縁日」「おうち夏祭り」の楽しそうな画像でした。こどもに夏祭りを体験させたい!という気持ちで、家の中で縁日を開催するおうちが増えた年です。

縁日(屋台)メニュー

夏祭りや縁日でよく食べられるメニュー

夏祭りでよく食べられる縁日、屋台メニューを調べてまとめました。おうち縁日をやる際にぜひ参考にしてみてください♪↓


夏休み

ほとんどのエリアで8月は学生さんは夏休みとなります。年の中でも最も長い休みになるので、通常月とは生活リズムががらっと変わるご家庭も多いのではないでしょうか。旅行に行ったり、帰省したり、だけでは終わらない8月。

お弁当、家でのお昼ご飯


子どもが家にいる、学童に行く、部活に行く、などで生活が変わるのは親の方もです。毎日のお弁当作り、もしくはお昼ご飯の用意が必要になってきます。お弁当は夏の暑い時期に耐えうるメニューを用意しないといけないし、家は家でお昼ご飯は毎日そうめんではこどもから文句が…。毎日手間をかけずに献立を考えないような提案があるとありがたいです。麺や丼など一皿で完結できるメニューが喜ばれます。

子どもと手作り料理


家にいる時間が長いと暇になってきます。そんなときにおすすめなのが、子どもと一緒におやつを作ったり、簡単なお昼ごはんを作ること。普段ではお手伝いしたいと言われてもちょっと面倒で避けてきましたが、夏休みで時間がたっぷりあるときは、暇つぶしにもなる上に食育にもなるし思い出にもなる、さらにはおやつやお昼ご飯ができちゃうので一石二鳥以上です。粘土遊びのようにこねこねして作る白玉団子や、火を使わない簡単メニューなどで、子どもと楽しく料理ができるメニューの提案が喜ばれます。

8月はイベント数は少ないけど通しの提案ができる大事な月

以上、イベント数は少ないですが、「夏休み」「帰省」や「暑さ」といった、月を通して需要の大きい月です。夏を楽しむ提案がいろいろできそうな月でした♪

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