おはようございます♪
お月見団子と言えば、白くてまん丸のお団子がピラミッド状に積みあがったものを想像する方が多いですよね?ですが、愛知県の名古屋ではお月見団子は「しずく型」なんです!!そんな名古屋風お月見団子を、ひと手間加えてうさぎ型に可愛く仕上げたお団子を作ったので紹介します♪
名古屋風お月見団子とは?

名古屋で一般的お月見団子は、しずく型の3色のお月見団子です。
お月見団子と言えば、白くて真ん丸でピラミットのように積み重なったものが一般的なお月見団子ですよね。
でも愛知県(名古屋周辺)ではしずく型で、3色(茶色、ピンク、白)のお月見団子が一般的なんです。お月見の時期になると、和菓子屋さんのほかに、スーパーでもしずく型の団子が売っています。Pasco(敷島製パン/名古屋本社)からも販売されています!
なぜしずくの形なのかというと、あの形は「里芋」なんだそうです。そもそもお月見の日として知られる中秋の名月は「芋名月」ともいわれ、お月見は秋の収穫を祝う行事であり、里芋をお供えしていたことから、お月見お団子が里芋型(しずく型)になったという説があります。
お団子の色の意味もあって、里芋の形をしたお団子なので、花が咲いた様子と(桃色)、実がなった様子と(白色)、土の中に実る(茶色)様子のそれぞれの色なんだそう。
うさぎ型の名古屋風お月見団子の作り方

そんな里芋型の名古屋の月見お団子を、お月見といえばうさぎということで、はさみでちょきちょき切るだけでできる耳を作ってうさぎ型にしてしてみました。切るだけなので意外と簡単です。
お月見団子は基本的に上新粉(米粉)のみで作ると思いますが、上新粉だけだと時間が経つとこっつりするので、少し片栗粉を入れてもっちりさせました。また、フルーツポンチ等に入っている白玉団子とは違い茹でるのではなく「蒸す」のがポイント!むっちりした食感の美味しいお団子になります♪
材料(20個分くらい)
- 上新粉(米粉) 150g
- 片栗粉 30g
- 砂糖 30g
- お湯 適量
- 食紅 少々
作り方
- ボウルに上新粉、片栗粉、砂糖を入れて混ぜておきます。お湯を沸かしておきます。
- お湯を少しずつ入れて、混ぜながらまとまるまで様子を見ながらお湯を加えていきます。入れすぎ注意!
- 3つに分けて、1つにピンク(赤)の食紅を入れます。※茶色は最初から分けて砂糖を黒糖にして(上新粉50g片栗粉10g黒糖10g)茶色にするのですが、今回は茶色の食紅があったのでそれで作っちゃいました。
- ピンポン玉くらいに丸めて、端っこを棒を作るようにころころ転がして伸ばし、”しずく型”に成形する。
- キッチンバサミで2か所チョキチョキしてうさぎの耳を作る。意外と簡単。
クッキングシートを敷いた蒸し器の上に並べます。 - 20分ほど中火で蒸して完成。
つやつやでぷりぷりです。




3匹並べると可愛い。時間が経ってもこちこちになりにくくもっちりしたお団子です。ちょっと時間おいて、こつっとして乾燥した方がお月見団子っぽくて美味しいです!
関西のお月見団子も里芋型だけどあんこが巻いてある
名古屋の月見団子が里芋をモチーフにしたしずく型でしたが、関西も同じく里芋をモチーフとしているんです!!里芋のような形の餅にこしあんが巻きつけてあります。団子は、里芋の形を似せて作られたという説と、月が雲にかかっている様子を団子で表現しているという説もあるそう。
そんな関西風のお月見団子を、はりねずみっぽく可愛くして作ってみた記事はこちら。↓↓
静岡では、真ん中をへこませた「へそ餅」がお月見団子として食べられます!こちらも作ってみました。↓
こちらの記事では、お月見の日に食べる食べ物と、お月見団子の地域性をさらに詳しく紹介しています♪↓↓

おまけ:名古屋のお月見団子と夕食献立
- 肉団子甘酢あん
- さつまいものレモン煮
- 月見うどん うさぎかまぼこ乗せ

夜ごはんのお月見メニューは簡単にしました。
お団子はそのままでも若干甘いですがきなことあんこをつけて食べました。

月はお庭から見えず、玄関から出ると見えました。お月様を見ながら団子は食べられなかったけど、お月見の日に団子を食べるという行事をみんなで一緒に楽しめて良かったです。
そういう行事をしっかり子供に教えてくれた保育所にも感謝です♪
名古屋のしずく型お月見団子を作ってみよう♪
お月見団子ひとつでも、地域ごとに形や味が違うって面白いですよね!ぜひ、名古屋のしずく型お月見団子を作って、変わった月見団子を楽しんでみて下さい♪
最後まで見ていただきありがとうございました♪
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