半夏生に簡単タコレシピ★冷凍たこ焼きのナポリタン風

おはようございます♪

今回は、「半夏生(はんげしょう)」の日に食べた、タコのメニューを紹介します!半夏生といえばタコを食べる風習のある雑節ですが、タコと言っても鮮魚コーナーのタコは使わず、家にあった冷凍のたこ焼きと赤ウインナーを使って簡単に半夏生メニューを作ってみました♪

半夏生だったのでタコを食べよう!となりましたが、スーパーに行くのも面倒だし、そもそもタコは高いので家にある冷凍たこ焼きを食べることにしました。そのままだと面白くないので、ちょっと洋風にアレンジして鉄板ナポリタン風たこ焼きを作りました。

半夏生とは?

半夏という薬草が生える頃で、七十二候の1つ「半夏生」。毎年7月2日頃ですが、夏至(げし)から11日後ということで日にちは変動します。梅雨の終わりの頃にあたり、農家にとってはこの日までに「畑仕事や田植えを終える」目安の日のようです。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べないようにしているとか。

関西地方にはタコを食べる風習があり、なぜ半夏生にタコを食べるかというと、半夏生=ちょうど田植えが終わる時期なので、

  • 稲の根がタコの足のようにしっかりと根付きますように。
  • 稲穂がタコの吸盤のように立派に実りますように。

と稲作の成功の願いをこめ食べられたのがタコを食べる理由だそう。
他にも、福井県では焼きサバを食べる。香川県ではうどんを打って食べる、といった地域独特の習慣があるようです。

ということで、私は関西に住んでいませんが、行事に乗っかってタコを食べました。関西に対抗したつもりはないですが、東海地方バージョンの鉄板スタイルになっちゃいました。わざわざスーパーにタコを買いに行く気力もないしタコは高いわりに子ども達そんなに食べないので家にあった冷凍たこ焼きで済ませます。そして見た目もタコっぽくしたくて、タコではないですが赤ウインナーでタコさんウインナーを作ってトッピング。

たこ焼きの鉄板ナポリタン風の作り方

たこ焼きのナポリタン風スキレット
  1. たこ焼きをレンジで解凍します。その間に切れ目を入れた赤ウインナーをスキレットで焼いてーを焼いてタコさんウインナーを作り、お皿に上げておきます。ブロッコリーを茹でておきます。
  2. スキレットにサラダ油を薄く敷いて熱し、溶き卵を流し、その上に解凍したたこ焼きを乗せる。周りにたこさんウインナー、茹でブロッコリーを散らす。
  3. 卵が固まったら火を消し、ケチャップ、チーズをかけてトースターで焼いて完成。
たこ焼きとたこさんウインナーの半夏生レシピ

よく見えませんが 下には薄焼き卵が。たこ焼きはチーズで隠れちゃいますがたこさんウインナーがたこっぽさを出してくれています。

半夏生メニューの献立

冷凍たこ焼きで半夏生の献立
  • たこ焼き鉄板ナポリタン風
  • 山芋の唐揚げコンソメスパイス味
  • コーンスープ
  • おばけきゅうりの浅漬け

のメニューです。この時期はなぜかおばけきゅうりをご近所さんからいただける。
一応子ども達に今日は半夏生だから~と言ってみましたがハンゲショウ~?な感じでした。自己満ですが、たこを食べて行事に乗っかりました。

「半夏生」にたこを食べる風習は主に関西エリアですが、関西エリアでもない我が家が半夏生に関連するメニューを家でも食べるようになったのは、仕事で半夏生の企画を考えるようになってから。提案しているのに自分は食べたことないというのも説得力ないので、馴染みのない行事食も一通り家でやっています。(初午とか…。)

入社後すぐ配属されたのは食品スーパーの販売促進をサポート・提案する部署。なんやかんやと理由を付けて、毎月何かイベント食を提案。〇〇の日とか、けっこう無理やりな提案もあります。笑
その業務の中で初めて知った「半夏生」。ナニソレでした。ハンゲショウ…私が社会人になって初めて聞いたワード。それから15年ほど経ちましたが、認知度はさほど上がっていないような。当初はクロス販売(クロスMD)という生鮮部門の売り場にメニューに関連する一般食品も一緒に置いて併せ買いを狙う、という販売手法が流行っていた時期で、半夏生の日にはタコと何を一緒に陳列するか、を考えていました。関西のスーパーや百貨店では、チラシに半夏生の企画が掲載されたり、期間限定メニューとしてタコを使った料理が提供されたりするなど、結構盛り上がりのあるイベントです。ただ、関西以外の地域では、半夏生の認知度は低いようです。

私自身は広めることを目指すわけではありませんが、こうした行事があることを知ることで、食生活に対する意識を高めるきっかけになるのではないかと思います!

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