お盆のお供え団子の意味と作り方★積み方も!お供え後には冷やしぜんざいに

お盆のお供え団子の作り方と冷やしぜんざい

お盆の時期にお供えされるお団子。お供え団子には、時期によって呼び方やお団子の種類、意味が違います。今では時期に合わせてお団子を変えることは稀だし、団子の種類や個数、積み方に厳密なルールはありませんが、意味を知るとご先祖様へのおもてなしの気持ちが込められていることが分かります♪お団子の積み方や、お供えした後のおすすめの食べ方も紹介しています!

お盆のお供え団子(迎え団子、おもてなし団子、送り団子)の意味

お盆の団子の種類まとめ迎え団子送り団子

お盆のお供えは、帰ってくる人へのおもてなしです。そんなお供えの中で、よく見られるのがお団子です。お盆にお団子をお供えする際の明確なルールはないですが、一般的なお供え団子を紹介します。

お盆の入りの13日にお出迎えするためにお供えする団子を「迎え団子」、盆の明ける16日にお見送りとしてお供えするものは「送り団子」、中日で14日~15日にはご先祖様がいらっしゃるので「おもてなし団子」等と呼ばれています。

迎え団子は、ご先祖様がこちらに戻って来られた長い旅の疲れを労うため、甘いあんこが乗っているものや、甘辛い醤油のたれがついたお団子など、味付きの団子を用意するのが一般的なようです。お団子は、まん丸の普通の白団子です。

中日のおもてなし団子は、ゆっくりと美味しいものを楽しんでもらえるよう、おはぎが供えられることが多いようです。落ち着き団子とも呼ばれているそう。

見送り団子は、ご先祖様が帰っていく際にお土産として持っていってもらう用に、何もつけない白団子で用意します。持ちやすいように細長い形のお団子を作るところ(九州地方が多い)もあるそうです。

お盆のお供え団子の作り方

お盆のお供え団子の作り方

お盆のお供え団子には、必ずこの材料で、必ずこの形で、という明確なルールはありません。基本的な白団子の作り方を紹介します♪

材料

  • 団子粉 適量

もしくは

  • 白玉粉+上新粉(米粉) 適量
  • 水 適量

団子粉はうるち米ともち米を混ぜた粉なので、そのまま使っていい感じの団子が作れます。白玉粉でも作れますが、もち米100%なのでもちもちしたお団子ができるので、うるち米の上新粉(米粉)を加えると、こつっとした歯切れのよいお団子になります♪

作り方

  1. ボウルに粉を入れ、水を少しずつ加えて耳たぶの固さになるまで加えてこねる。
  2. ピンポン玉より少し小さいサイズの同じ大きさに丸める。
  3. 15分くらい蒸して完成♪

お盆のお供え団子の数と積み方

お供え団子の個数に特に決まりはありませんが、6個以上が多いです。今回は、20個を使ってピラミッドのように4段積み上げる積み方を紹介します♪下から、10+6+3+1=20です。

  1. 最下段は、4+3+2+1の10個を使って三角を作ります。
  2. 下から2段目は3+2+1の6個を使って三角を作ります。
  3. 下から3段目は2+1の3個を使って三角を作ります。
  4. 最上段に1個を上に置いて完成♪
お供え団子の積み方

上から見るとこんな感じ。

お供え後には冷やしぜんざいに

お盆のお供え団子で冷やしぜんざい

下げるタイミングは色々あると思いますが、夏なので痛むのも早く、その日のうちか、翌日には下げるところが多いようです。

団子に限らず、お供えした後の食べ物は、お下がりとして頂くことが良いとされています。お供え団子も家族で分けて食べましょう♪

お供えしていると、お団子も乾燥して周りが固くなっているので、汁に入れると食べやすくなります。暑い夏なので、冷やしぜんざいがおすすめ!冷たくてさっぱりと食べられます♪

お盆の時期ごとのお団子の意味を知ってご先祖様におもてなしを♪

お盆という短い期間の中でも日によってお供えする団子に込められる意味が違うことがすごいですよね!全てのお団子を用意するのはさすがに大変ですが、おもてなしの心でお供えものを用意してみましょう♪

最後まで見ていただきありがとうございます♪

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