
受験は人生の大きな挑戦のひとつ。そんな大切な時期を乗り越えるために、食べ物で応援したい!脳の働きをサポートする栄養素や、ゲン担ぎの縁起メニュー、そして緊張を和らげるリラックス効果のある食材まで、食事にはたくさんの力があります。
本記事では、受験生を応援するためのメニューや食材を徹底解説!食の力で受験を乗り切り、合格を掴み取りましょう♪
受験前の食事のポイント
受験期の食事は、栄養バランスを考え、下記のポイントを押さえたメニューが重要です。
- 脳を活性化させ集中力を高める
- 持久力を高める
- 胃に負担をかけない
- 体調を維持する
- 緊張を和らげリラックス効果のある
でも前日や当日になれば、後は神頼みもあり!ここまできたら親にできることはもう祈るのみ!!縁起の良い食材でゲン担ぎをして運気をアップすることも重要です。
受験前日や受験当日におすすめの食べ物

受験生を応援する食事のメニューや食材をたくさん紹介していきます♪受験生の親御さんだけでなく、メニュー提案や企画立案にもお役に立てればと思います。
ゲン担ぎ&縁起の良いメニューや食材

受験期には、食事に縁起を担ぐメニューを取り入れることで、気持ちが明るく前向きになります。語呂合わせやダジャレが多くて本当に効果があるか怪しいものもありますが、大事なのは応援する気持ちです!たくさんあるので、組み合わせてもいいですね♪
おむすび
おむすびは、三角形の形状と、「結ぶ」という言葉から、良い結果を引き寄せる縁起物です。手軽に作れて、具材を自由に選べるのが良いポイント!具材を鮭やツナマヨにすれば、糖質とたんぱく質が一緒に摂れるので、時間のない受験生にもぴったり♪
カレー
「華麗(カレー)に受かる」や、「試験に受カレー」などのダジャレでもありますが、スパイスを多く含むカレーは良い効果がたくさん。朝からカレーを食べる「朝カレー」には、身体を温めて免疫力を上げたり、脳を活性化させる効果が期待できます。
とんかつ
「受験に勝つ!」で受験応援メニューの定番であるトンカツですが、前日の夜や当日の朝に食べると消化が悪くさすがに胃がもたれるので、受験の少し前に壮行会としてとんかつで応援するのは良さそう。
豚肉は豚豚(とんとん)拍子に勝利するというゲン担ぎもありますが、栄養的にも糖質のエネルギー転換を助けるビタミンB1が含まれるので、勉強のサポートに。
とり天
点を取りに行く=とり天、ということでこれもダジャレですが、鶏も実は縁起の良い食べ物で、牛や豚と違い、鶏は二本足で立つので、地面に手をつけないことから、お相撲さんが負けないというゲン担ぎがあります。
西京焼き
西京=最強焼き、ということで、またまたダジャレですが、勝てそうな良い名前のメニューですよね!使う魚は、鮭を使うと、遡上する鮭は上に昇るという縁起の良い意味合いがあり、栄養的にも、脳の活性化を促すDHAやEPAが含まれているので、受験にぴったりです。
豚肉
とんかつの項目でも出ましたが、豚豚(とんとん)拍子に勝利するというダジャレでゲン担ぎと、栄養的にはビタミンB1が含まれ糖質のエネルギー転換を助けてくれるので、やっぱり受験生応援食材。とんかつではなく豚汁や豚の生姜焼きなどにすると受験前にぴったりのメニューになります。
ウインナー
英語の「winner(勝利者)」の発音がウインナーに似ている、というまたまたダジャレでゲン担ぎです。上の項目で出てきたカレーと組み合わせて、「華麗にwinner(勝者)になる」というダジャレのコンボもできます。
カツオ
カツオは「勝つ」を連想させ、また鰹節は「勝男武士」とも表せ、頑張る子供を送り出すのにぴったりな意味合いのある食材です。栄養的にも、受験生に必要な鉄分やDHAが豊富です。
たこ
たこは多幸(たこう)を意味する縁起物です。たこの赤色は魔よけの意味もあり、足が八本あるので末広がり。さらに、たこは英語で「オクトパス=置くとpass(合格)」というダジャレもあり、とにかく縁起が良いです。たこ焼きだと、勉強時の夜食に手軽に食べられるので良さそう♪
ねばねば食材(納豆、オクラ、山芋)
ネバーギブアップ(あきらめない)の粘り気でゲン担ぎをするねばねば食材。粘り気のある食材はスタミナ増強効果があり、消化も良いものが多いです。
納豆はたんぱく質源で腸にも良く、オクラは、切り口が五角(=合格)で縁起がよく、山芋は吸収がよく、栄養価も豊富。粘り気のすごい山芋が「逆さにしても落ちない」という縁起物として売られたりもしています。
ねばねば食材は、ご飯にかけたり、サラダに加えると簡単に取り入れられるのも良いですね♪
れんこん
穴が開いているれんこんは「見通しが良くなる」「試験に通る」とされる縁起物。えんこんは栄養的にもビタミンや食物繊維から免疫力を高める食材として優秀です♪豚汁や煮物、きんぴらなどで楽しめます。
昆布
お正月のおせちにも入れられる「喜こぶ(よろこぶ)」で縁起の良い昆布は、おむすびの具材や佃煮として手軽に取り入れられます。
いよかん
「いよいよ良い予感がする」という意味で親しまれるいよかん。栄養的にもビタミンやクエン酸などが豊富に含まれているため、風邪予防や疲労回復に!デザートや勉強の合間に取り入れると良さそうですね。
大福
「大きな福をつかむ」という願いを込めた和菓子。求肥は腹持ちが良いので、おやつとして最適です。甘いものは緊張感の緩和にも♪
普段通りのメニュー

普段から慣れ親しんだメニューを食べるのも重要です。普段食べない食材や特別なメニューを試すのは避けて、いつも食べているメニューを食べることで緊張感がほぐれ安心することができます。特に、試験当日の朝食は普段の朝ごはんに近い内容がおすすめです。
胃にやさしい食事、消化の良いもの

消化の良い食事は、受験当日の緊張で弱りがちな胃腸を助けます。雑炊やうどんは、胃に負担をかけずエネルギー補給ができる理想的なメニューです。野菜や卵を加えると栄養バランスも良くなり、集中力を支えます。
雑炊
炊いたご飯をスープで煮込む雑炊は、消化が良く、温かいので胃腸に優しいです。野菜や卵を加えると栄養価もアップします。
うどん
柔らかいうどんは消化が良く、腹持ちも適度。体調が優れないときでも食べやすい一品です。うどんといえば、冬至に食べられる「ん」のつく食べ物(饂飩…「うんどん」で「ん」が2つも入る)で運気アップの縁起の良い食材としてゲン担ぎにも♪
腹持ちの良い食事、長くエネルギー源となるもの
試験が長時間となると、腹持ちの良い食材を取り入れるのがおすすめです。試験の途中でお腹が減って、集中できないということは避けたいですよね。
物理的におなかをいっぱいにするよりも、長くエネルギー供給が続く食材がおすすめ。
バナナ
糖質の消化吸収が緩やかで、食物繊維を多く含んでいるバナナは腹持ちが良く、エネルギー源として試験当日の朝食やおやつに最適です。
たんぱく質
たんぱく質はエネルギーを持続的に供給し、集中力を支える重要な栄養素です。卵、鶏肉、豆腐などは消化が良く、負担をかけずにたんぱく質を摂取できます。朝食には目玉焼きや卵焼き、納豆など取り入れることで、長時間の試験でも集中力を維持しやすくなります。
体を温めるもの
体を温める食事は、寒い季節の受験にぴったりです。血行を良くして体温を上げ、免疫力を高める効果があります。
鍋
鍋料理は野菜や肉、魚を一度に摂れる栄養満点のメニューです。キムチ鍋や味噌鍋など、発酵食品を使ったものは体を芯から温め、免疫力を高める効果も期待できます。受験前日の夕食に取り入れると、リラックスしながらしっかり栄養を摂取できます。また、家族で囲む鍋は心理的にも安心感を与えてくれます。
生姜焼き
ショウガを使った料理も体を温めてくれます。中でも生姜焼きはビタミンB1が豊富な豚肉を使った料理で、疲労回復効果が期待できます。生姜には血行促進作用があり、体を温めてくれます。野菜を添えて、ご飯と一緒に食べれば栄養バランス満点♪願掛けにトンカツを食べたいところですが、トンカツだと胃に負担がかかってしまいますが、生姜焼きならいけそうです。
豚汁
具だくさんの豚汁は栄養価が高く、体を温め、冷えが気になる季節にぴったりです。豚肉や根菜類をたっぷり使うことで、ビタミンや食物繊維を効率よく摂取できます。味噌の発酵成分が腸内環境を整え、免疫力アップにも役立ちます。
メンタルを支える食事

リラックスできる食事は、緊張をほぐす効果があります。受験前日や当日は緊張してしまいますが、緊張をほぐしていつもの力が出せるようにサポートしてあげたいですね♪リラックス効果のある飲み物や、温かいスープで、ほっと一息ついて体の力を抜いていきましょう。
リラックス効果のあるお茶(ほうじ茶、カモミールティーなど)
ほうじ茶は香ばしい香りが特徴で、カフェインが少ないためリラックス効果があります。また、カモミールティーはストレスを和らげるハーブティーとして知られており、香りが不安感を軽減します。砂糖やハチミツを少し加えると、甘さが心をさらにほぐしてくれます。温かいお茶で一息つき、心を落ち着けましょう。
温かいスープやお味噌汁
心がほっとする温かいスープやお味噌汁は、体を温めるだけでなくメンタルケアに効果的です。具材を工夫して野菜やたんぱく質をプラスすると栄養バランスもアップ!。試験当日の朝や昼食に添えると、温かい汁が体に染みわたってほっと緊張を和らげてくれます♪
当日のお弁当
試験当日のお弁当は、食べやすさと栄養バランスがポイントです。冷めても美味しいメニューを中心に選びましょう。
食べやすい食事
試験中の昼休みは、午後からの科目の暗記や振り返りでラストスパートをかけます。暗記項目を眺めながら食べられる、一口サイズのものやおむすびなどワンハンドで食べられるもの、卵焼きなど箸でつまみやすいお弁当が理想的です。
眠くなりにくいもの
試験中に眠くならないためには、血糖値が急激に上がらないメニューを取り入れることが大切です。白米やパンよりも玄米や全粒粉のパンを選び、野菜やたんぱく質を一緒に摂取することでおだやかに血糖値をあげることが期待できます。脂っこいものや過剰な糖分を避けましょう。
メッセージや好きなキャラ弁
お弁当にメッセージを入れたり好きなキャラクターが入っていると、受験生の緊張を和らげ、モチベーションを高めることができるかも!ごはんや卵焼きにのりやケチャップで応援メッセージを書いたり、好きなキャラクターのキャラ弁を作るなどで受験生を応援しましょう♪厳しい試験の中で一瞬でも気持ちが和むといいですね!
ちょっとした甘いお菓子
少量の甘いお菓子を添えると、糖分を補給でき疲れたときのエネルギーチャージに役立ちます。好きなお菓子だと気分転換にもなります♪おすすめはチョコレートやラムネなど、持ち運びやすく手軽に食べられるものです。ただし、食べ過ぎは逆効果なので、適量で!
受験シーズンになると、各お菓子メーカーさんからゲン担ぎ商品が発売されます。キットカット(きっと勝つと)、ポッキー(逆さにすると吉報)、トッポ(トップを取る)など、またダジャレ絡みですが、ほっこり笑えてリラックスできるかも。
栄養面と気持ちの両方からの応援で受験をサポートしよう
食事は体調を整え集中力を高める重要な要素です。栄養バランスを考えたメニューで受験生を全力でサポートできます。また、受験は家族や周囲でできるサポートが限られてしまいますが、食事には家族の愛情や応援が込められます。それが受験生の心の支えとなり、大きな力を引き出すことを願って、できることをやっていきましょう♪
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