【決定版】土用の丑の日の食べ物はこれ!うなぎ以外にもたくさんある!行事食まとめ

今回は、土用の丑の日に食べる食べ物をまとめてみました。

実は、うなぎ以外にも夏バテ防止に効果的な行事食がたくさんあるんです!うなぎのサイドメニューに困ったときや、献立に迷ったときにぜひ参考にしてみて下さい♪

土用の丑の日とはどんな行事?

土用の丑の日とはどんな行事か簡単に説明

土用の丑の日は、日本の伝統的な暦で重要な意味を持つ日です。「土用」は季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前約18日間を指し、「丑の日」は十二支で数えた2番目の日のことです。
この日は、五行陰陽説に基づいて不吉とされ、災いや病を払う習慣が生まれました。特に夏の土用の丑の日は、体調管理が重要な時期であることから、現代まで続く大きな風習となりました。
土用の丑の日は年に複数回あり、また、18日間の土用期間中に丑の日が2回来ることもあり、それぞれ「一の丑」「二の丑」と呼びますが、一般的には「一の丑の日」を特に土用の丑の日と呼びます。

一の丑二の丑
2023年7/30(日)
2024年7/24(水)8/5(月)
2025年7/19(土)7/31(木)
2026年7/26(日)
夏の土用の丑の日一覧

土用の丑の日に食べるもの

土用の丑の日に食べる食べ物や行事食まとめ

土用の丑の日に食べられる食べ物をまとめてみました。うなぎ以外にもたくさんあります♪

うなぎ

タンパク質やビタミンなどをたっぷり含み、夏バテ防止に役立ちます。古くからうなぎは滋養強壮に効く食べものとして食べられていました。
なぜ土用の丑の日にうなぎ食べるようになったのか、という由来として有名なのが、平賀源内が営業不振に悩んでいた鰻屋に、「土用の丑の日うなぎの日」という看板を店先に立てるよう提案をしたことからだそうです。

蒲焼き、うな重、うな丼


土用の丑の日に一番よく食べられるのはうなぎの蒲焼きか、うな重、うな丼ですよね!蒲焼きだけじゃなく、白焼きも品揃えしてあるお店も!お高いので普段はなかなか食べれないうなぎも、この日ばかりは奮発してでも食べたい!スーパーでは店頭で炭火焼にしていたり、有名店では行列ができていたりします。

ひつまぶし、うなぎちらし


名古屋名物ひつまぶしは、炭火で焼いた鰻の蒲焼きを細かく切ってご飯にのせたものです。食べ方は三段階あり、まずそのまま食べ、次に薬味を加え、最後にお茶やだしをかけて食べます。細かくはなっていますがうなぎはうなぎなので土用の丑に食べられます。うなぎを細かく切ったという点ではうなぎのちらし寿司やおこわもあり。みんなでうなぎを分け合うのにちょうどいいですね♪

うなぎの肝


うなぎの肝も食べられます。うなぎは栄養価の高い食材ですが、肝はさらに栄養満点で、特にビタミンAが豊富!うなぎの肝を使った澄まし汁である肝吸いや、うなぎの肝を串に刺してたれをつけて焼いた肝焼きなどで食べられます。

う巻、うざく


うなぎを丸々一匹食べるのではなく、切ったり刻んだりして食べるメニューもあります。う巻はうなぎ入りの贅沢な卵焼きで、蒲焼きにしたうなぎを、卵でしっかりと巻きます。土用の丑の日によく販売されています。
うざくは、刻んだうなぎときゅうりを酢の物にしたさっぱりとした料理です。

うなぎの形をした食べ物

うなぎパン
スーパーのベーカリーコーナーやパン屋さんでは、うなぎの形をしたパンが販売されています。各店舗で顔が違うので可愛い!

土用○○

土用の日に食べる食べ物として、うなぎ以外にも土用の日ならではの行事食があります。

土用餅


土用餅は、土用の入りの日に食べられる、あんこを包んだ餅のことです。主に関西や北陸地方に残る風習で、江戸時代に始まったとされています。元々は宮中で暑気あたり防止のために食べられていましたが、次第にあんころ餅の形に変化しました。小豆の赤色には厄除けの力があるとされ、これを食べることで暑い夏を無病息災で過ごせると信じられています。餅は「力餅」として体力をつけ、小豆は魔除けの意味を持ちます。現代でも、土用の入りの日にあんころ餅を食べる習慣が続いており、夏バテ防止や健康維持のための知恵として受け継がれています。

土用しじみ


土用の丑の日には昔からしじみも食べられてきました。7月から8月にかけて旬を迎える「土用しじみ」は、産卵前で栄養価が高く、身が大きくてプリプリした食感が特徴です。「土用しじみは腹の薬」と言われるほど健康に良いとされ、夏バテ予防にも効果的です。うなぎの食習慣が広まる前から親しまれてきた伝統的な夏の食材です。

土用卵


土用卵は、土用の時期に産まれた卵のことで、特に栄養価が高いんだそうです。卵は元々完全栄養食品として知られていますが、土用卵はさらにパワーアップ!8種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれていて、肝機能を高める効果も。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期だからこそ、昔の人は土用卵を食べて元気をチャージしていたんですね。

「う」のつく食べ物

うのつく食べ物一覧

昔から「う」のつく食材には暑気払いの効果があると信じられていました。うなぎだけじゃなく、うり、うどんなど、さっぱりした味わいで食べやすいのも特徴。健康的な夏を過ごすための秘策です。

「う」のつく食べ物

うどん、梅干し、瓜(きゅうり、とうがん、すいか、かぼちゃ)、うし(牛肉)、とうもろこし など

うどん


うどんはつるつるとのどごしが良く、暑い夏にも食べやすいので、土用の丑の時期にぴったり!冷やしうどんにして、薬味をたくさん入れて食べると元気が出そうですね♪

梅干し


酸っぱい梅干しは食欲増進につながるうえ、梅干しに含まれるクエン酸で疲労回復効果もばっちり!夏バテ予防にぴったりの食材です。うなぎと相性が悪いと言われていますが、実は一緒に食べても問題ないそう。同じく「う」のつくうどんやきゅうりとも相性が良し♪

瓜(うり)

きゅうりの梅和え
胡瓜(きゅうり)、冬瓜(とうがん)、西瓜(すいか)、南瓜(かぼちゃ)など、うり系の野菜は夏が旬で、体温を下げてくれる効果もあるので夏バテ防止にぴったりです♪水分補給もできるし、たくさん食べたいですね。

牛肉(うし)


牛には「う」がつくので牛肉を、、とちょっと無理がある感じはありますが、牛肉はたんぱく質豊富でスタミナがつく食材なので、土用の丑の日に食べるのもあり!最近ではスーパーや外食店で「土用の牛の日」として土用の丑に牛肉を販促するのは当たり前になってきていますね。うなぎと一緒に、うな牛として販売されるところも。

黒い食べ物

黒い食べ物

夏の土用の丑の日に黒い食べ物を食べる習慣は、いくつかの由来があります。土と牛にちなんだ「黒」という色や、丑の方角を守る神「玄武」の象徴色が黒であることから始まったとされています。この日に食べる代表的な黒い食べ物には、栄養価が高く健康効果が期待できるものが多くあります。例えば、黒ゴマは高血圧予防や美肌効果があり、茄子は身体を冷ます効果や抗酸化作用があります。また、黒砂糖は鉄分やミネラルが豊富で、貧血予防にも効果的です。

黒い食べ物

うなぎ、しじみ、どじょう、ひじき、黒豆、黒ごま、なす など

土用の丑の日に精のつくものを食べて夏を乗り切ろう!

以上、土用の丑の日によく食べられている食べ物まとめでした!暑い日がまだまだ続く7月、うなぎや栄養たっぷりの行事食を食べて、楽しい夏を乗り切りましょう♪

最後まで見ていただきありがとうございます♪

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