今回は、お餅の中にごはんが入った「たがね餅」ののし餅の作り方を紹介します♪もち米とうるち米を混ぜたお米を炊飯器で炊いて、後はホームベーカリーのこねる機能にお任せなので簡単!お正月のお雑煮や焼き餅にぜひ作ってみてください♪
たがね餅とは?
お正月に食べるお餅は、もち米100%のお餅が多いと思いますが、もち米にうるち米(普通にごはんとして食べる白米)を混ぜたお餅が「たがね餅」です。お餅のなかにごはんが入っているので、つぶつぶが感じられ、お雑煮にするとごはんも混ざった雑炊のような感じにもなるし、もち米100%のお餅と比べて歯切れがよくてもっちりというよりもさっくり食べられるので、焼き餅にしてかりっと食べるのも美味しい!
調べたところ、三重県と茨城県の一部で食べられるらしいので、全国的ではないみたいです…!
昔、三重県に住んでいたので、お正月は普通のお餅とたがね餅の2種類ののし餅を購入して、切って角餅にして食べていました。が、今住んでいる地域ではたがね餅が売っていないので、手作りで作ってみることにしました。と言っても、普通のお餅を作るときとほぼ一緒で、材料のもち米をもち米+うるち米にするだけ。
たがね餅の作り方
もち米のみの普通の「のし餅」を作った時と全く同じ作り方で、お米の割合をもち米:うるち米=1:1にして炊きました。
普通のお餅ののし餅の作り方はこちら↓
材料(フリーザーバッグMサイズ1~2枚分/厚さによる)
- もち米 250g
- うるち米(普通のお米) 250g
- 水 360ml
- 餅とり粉(片栗粉) 適量
もち米とうるち米は同量で合わせて500gに。水の量はもち米のみで作るときよりも少な目にしました。
作り方
- もち米とうるち米を合わせて洗い、ざるに上げて水けを切っておく。
- 炊飯器にお米と水を入れて、通常の炊飯モードで炊飯する。
- 炊けたら、ホームベーカリーのこねる機能で15分こねる。
私の使用しているMKのホームベーカリーではメニュー12番の機能が「こねる」のみの単体メニューなので、15分に設定して蓋をしてスタートします。
5分たった時点で蓋を開けたままこねます。 - こねてる間に…のし餅にするためのフリーザーバッグを準備。フリーザーバッグ(ジップロック)の端(チャックついていない底の方の両端)に爪楊枝で数か所穴をあけておきます。
- できたお餅をフリーザーバッグに入れます。頑張って入口につかないようにお餅を入れたらチャックを締めて、上から押しつぶしてお餅を広げて平らにします。
今回、Mサイズのフリーザーバッグ2枚に分けて入れたらお餅が薄くなったので、厚みのある角餅を作るならMサイズ1枚でいけそうです。
涼しいところで1日~2日放置します。 - 1~2日置いて固くなったのし餅をフリーザーバッグから出して、ペロンときれいに袋からはがれます。フリーザーバッグの端をハサミで切って開くとお餅が出しやすいです。
もち取り粉(片栗粉)を少量敷いたまな板に置いて、のし餅全体にを薄くまぶして、包丁で四角に切ります。
お米のつぶつぶがあります!食べたら食感がけっこう普通のお餅寄りだったので、今回はもち米とうるち米の割合を1:1にしましたが、もっとうるち米多めでもいけそうです。
お正月当日の朝、しょうゆと海苔で磯辺餅にして食べました♪1日の昼には義実家へ行き、次の日には実家に行くのでちゃんとしたおせちは家で用意しても食べる機会がなく、毎年お正月の朝ごはんに困るのですが、焼き餅くらいがちょうど良いです♪
残ったお餅は、フリーザーバッグに入れて即冷凍。これでいつでもたがね餅が食べられるー♪
三重まで行かないと食べれないと思っていた大好きなたがね餅が家で簡単に作れたので、理想の固さを求めて来年も、いや今年中にまた作ろうかと思います。全部もち米で作るお餅よりも、普通のお米で作る方がコスパもいいので、普通のお米多めで!
最後まで見ていただきありがとうございます♪
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